耀変黙示録ツアーin熊野
出発
5月25日〜27日にかけて熊野ミラツアーに行ってきました。
始発の新幹線に乗るために前日から東京のホテルに宿泊。が、このホテルがやけに暑くてろくに眠れず…(汗)寝不足気味の眠い目をこすりながらも朝の5時半頃に出発。
6時13分発の「ひかり」に乗り込む。2時間後に名古屋に到着。ここから紀勢本線に乗り換え、一路紀伊へ…。
今回の熊野の旅の出発点は新宮市です。本当は直江や高耶達が行動を開始した紀伊勝浦から旅をはじめたかったのですが、どうしても日程的に無理だったので…。
さらに希望を言えば東京からフェリーで行きたかったのですが、あいにく出港日が合いませんでした(南紀行きは隔日の出発)。フェリーの上で「後悔しないならこの手を取れ!」…とやってみたかった…(爆)
南紀ワイドビューに乗ること3時間! 東京からなんと5時間かかってやっと新宮市に到着。…と、遠い…(汗)
東京から近いようで遠い南紀。5時間かかったら新幹線だったら博多まで行けるって(汗)
ちなみに南紀は東京から飛行機でも行けますが(桑原先生がパンダを見るヒマがあったという白浜空港発着の飛行機)結局勝浦までは電車の接続の関係で5時間くらいかかります…。
さて、新宮市に着いた私達は直江達のようにレンタカーで「4駆(アシ)」を確保。でも実際は4駆ではなくトヨタのVitzでしたが(笑)
Vitzは初めて乗ったのですが、結構取り回しが良くて乗りやすい車でした。ただ、デジタルメーターに慣れてなかったので最初はスピードが調節しづらくて大変でしたが…。
車といえば和歌山県の人たちってなんであんなに運転が荒いのか…。時速60km出してるのに追い越しされるってどういうこと?!(しかもセンターラインは黄線)。70km出してるのに煽られるって一体…(汗)かと思えば時速30km以下で走る軽トラ…。う〜む、強引ぐマイウェイな人々だ…(汗)

大斎原へ
さて、新宮市で名物の「めはりずし」を食べて腹ごしらえをした私達は最初の目的地「本宮大社」に向けて出発。
熊野川沿いを走る国道168号を直江達が最初に熊野川町へ向けて走った通りに進みます。
途中、直江達が資料をもらいに寄った熊野川町役場がありますが、残念ながら私達は寄りませんでした。
更にしばらく行くと「熊野本宮大社」に到着します。 熊野本宮大社の駐車場に車を止め、まずは熊野本宮大社の近くにある「大斎原」へ向かいました。
「大斎原」は湯ノ峰温泉で熊野神から天誅を受けて重体になった高耶が「なにかある」と必死になって行きたがった場所。
原作にある通り、のどかな水田の真ん中をまっすぐな参道が続いていて、その先には最近になって建てられという日本最大級の大鳥居とこんもりとした森がありました。
その大鳥居をくぐって高耶さんが直江に支えられながら仰ぎ見た杉の巨木に囲まれる参道を行くと旧社地に出ます。
旧社地は原作にある通り石垣に囲まれた何もない広い芝生地で、一段上がった真ん中には祠が2つ祭られていました。
ここで朝もやが立ちこめる中、直江や高耶さんが弔いの鐘を感じ、高耶さんが泣き崩れてしまうという感慨深いシーンの場所ですが、私達が行った日は予想最高気温25度、実質は30度くらいあったんじゃないかという真夏日に近い真っ昼間。日に照らされてジリジリ暑いわ、汗はダラダラでるわ…で、到底浸る気分どころではありませんでした…(汗)
ですが、人のいない旧社地はなんだか神秘的で物寂しい雰囲気のする場所ではありました。

のどかな田んぼの中に立つ大鳥居。


高耶さんが直江に支えられながら歩いた参道

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