◆上杉神社◆

1999年5月2日。AM8:00の上杉神社はまだ時間が早いせいか人影はまばらで、ひっそりとしていた。もう数時間もすればここもミラージュファンでごった返すのだろうが…。
上杉神社の祭神はもちろん上杉謙信公。この神社は旧米沢城の本丸跡地に建てられている。参道の両脇には祭りの間だけ「上杉28将」の幟が立てられる。(「上杉28将」とは武田の「武田24将」に対抗して後世に創作されたものだというが…)さっそくミラージュ関連の将の幟を見つけに走る私達…(汗)「直江」「色部」「安田」…など次々と写真に収めた。一通り幟の写真を撮り終わってから、本殿に参拝する。
賽銭に30円(賽銭には同じ硬貨を3枚収めると良いらしい。過去、現世、未来の意味だとかなんとか…でもうろおぼえ(汗))を収め、今年も米沢に来れたことの感謝とミラージュのことで騒がせているお詫びと、今後の健康をお祈りした。
参拝が終わったあと、参道脇の札所でお守りを求める。自分のウィンダムにお守りを入れてなかったので、交通安全のお守りを購入。上杉の紋「竹に雀」が織り込まれている、かわいいお守りだった。
友人が窓口にあったおみくじを引く。ここのおみくじは「七福神おみくじ」なので、「毘沙門天」が欲しくて当たるまで引きまくるミラージュファンが多く、お祭り中は「売り切れ」(笑)状態になってしまう。幸いまだ早い時間帯だったのでおみくじの数はまだたくさんあった。
ふと、札所の隣を見ると屋台でおばちゃんがTシャツを売っていた。なんでもお祭り合わせの特別限定品だそうで…。黒の半そでTシャツに「上杉砲術隊」やらお祭りの写真がプリントされている。だが、その中で最も私達の目を引いたのが黒い半そでTシャツの胸に小さく金色の文字がプリントされているものだった。一見目立たないTシャツだが、問題はその文字だ。「naoe 愛 」……なぜ??(汗) 好意的に解釈すると直江兼継の「愛」の前立てにちなんだTシャツかな?と思うが……どう考えたってミラージュファンを意識してるよな〜(汗)
さて、その話題の直江の「愛」の前立てはここの神社の宝物殿にあるのだが、まだ開場していなかったので、私達は宝物殿は回らずに神社を後にした。


直江大和守実綱
色部修理進勝長

上杉神社本殿入口
上杉神社本殿


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